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結婚できない男 第2話

塚本高史 2007. 11. 21. 00:25

結婚できない男 第2話

『好きな物食べて悪いか!!』

術後経過のために病院を訪れた桑野信介(阿部寛)は、
女医の早坂夏美(夏川結衣)から、成人病防止のための食事制限を
勧められてウンザリ。
「食べたい時に食べたいものを食べる。
 それで早死にしたって本望ですよ」
と減らず口を叩き、逆に夏美から
「そんなこと言ったら悲しむ人が・・・いないんでしたね」と
痛い一撃を食らってしまう。

冒頭、病院の待合室で少し不安そうに待つ信介は
目の前に母親に後ろ向きで抱かれた赤ん坊と目が合う。
にっこりと笑いかけてくる赤ん坊。
そのつぶらな瞳、純真無垢な瞳に戸惑い、
視線を泳がせながら、なんとか微笑んでみようと試みる信介!
口元を引きつらせながらの微笑み・・・。
赤ん坊が泣き出した!信介、ショーック!!(笑)


夏美に術後経過を報告し、さっさと帰ろうとする信介。
「ところで、この間の検査の結果なんですけど。」
夏美に呼び止められると微笑をつくり、
「覚悟は出来てますから。どうぞ。」
きっと、怖かったんだろうなぁ。
病理結果は良性。
だが、食生活の偏った生活を送ってきた信介は成人病の心配が。
「これに糖尿病が加わると死のの三重奏と言われる状態ですよ。」
「死の三重奏。死の四重奏・・・言い辛いな、これ。」
「四重奏は、肥満がプラスされた場合です。」
「じゃあ五重奏は?」
「知りません!」

悲しむ人がいないのかと言われたときの信介はとっても悔しそう!
「・・・さっき外雨降りそうだったから気をつけないとな。」
なんて話を反らすのが得意のよう。(笑)

二人のやり取り、夏川さんの表情が可愛いらしい!


沢崎摩耶(高島礼子)の発案で、信介の全快祝いをすることになり、
焼肉をリクエストする信介。
だが、村上英治(塚本高史)の都合が悪くなり、この日は延期。
実はその夜、英治は田村みちる(国仲涼子)とデートの約束をしていたのだ。

どうやらみちるの方から電話をかけたようです。
「イタリアン好き?」
英治が連れていった場所はイタリアンのファミレス!
英治はみちるより2歳年下の、年収200万だそうです。


信介は仕方なく、中川(尾美としのり)の誘いで、夕食を食べに行くのだが、
ヘルシーな食事の数々に辟易。
しかも、妹・圭子(三浦理恵子)が結婚相手に
「早坂先生はどうなの?」と言い出したことから、母・育代(草笛光子)が
「その方、おいくつなの?」と興味深々になり、
すっかり居心地が悪くなってしまう。

コンビニで青汁を牛乳を買い、
「1000円からでよろしかったでしょうか」店員の言葉に
「よろしかったです。」

そのあとコンビニで『25』gの3巻をレジに持っていき、
「巻数、これでよろしかったでしょうか?」と店員に聞かれ
「よろしかったです。
 ・・・!!いや、3巻じゃない。」

マンションのエレベーター前ではみちるが電話中。
信介に気づかず、
「初デートでチェーン店に行く?しかもクーポン使うのよ!」
と巻くし立てていたみちるは、
「あの桑野さんって人がケチなんだよ絶対!」と言ったとたんも
信介に気づき、大慌て。

出た!大音量の音楽に合わせて指揮する信介に
壁をキックするみちる!


翌日、作業が一旦止まっていた設計が信介の押していたプランで
通ることになった。
すでに準備を終えている信介に摩耶は「さすが」と一言。
だが、今日も摩耶の都合が悪く焼肉はお預け。

別のプランを選ぼうとして、あんな風に信介ににらまれたら
いくら200万追加でも、信介のプランを選ぶしかない!?
でも、私も信介のプランがいいなー!

焼肉屋や高級レストランには一人じゃ行けない、と言う摩耶と英治の
会話に、
「行けるだろう。
 変なヤツラ・・・。」と呟く信介!


その夜、信介は1人、焼肉屋に足を向けていた。

店員さん、一人と聞き、やっぱり驚いていました。

「いい具合に霜降りが入ったやつを、
 強火でガーっと焼いて焦げないうちに食うんだよ。」
少し周りを気にしながらも、前に中川に電話で話したように、
至福の笑みを浮かべながらゆっくり味わう信介。
「美味い肉汁と一緒に、脂肪やコレステロールもたっぷりと摂取」
しようが全くお構いなし!?


一方、マンガ喫茶では夏美とみちるが顔を合わせ。
みちるが自炊していると聞き、
「偉いね。」と感心する夏美。
「この年になって一人ぼっちで外食って、
 なんかわびしくて。」
「私の年になると、わびしさ通り越して平気になるの。」
「すみません。」
笑いあう二人。
「仕事が夜10時とかに終わると、家に帰って作る気力ないし、
 定食屋はもう閉まってるし、レストランは入りにくいし。
 で、結局、ラーメン屋で夕食ってことが多いかな。
 一応栄養考えて、野菜ラーメンにして。
「汁は残して!」
「そうそうそう!」
「何で急にそんなことを?」
「まあ、医者として、独り者の食生活について、考えているわけですよ。」
「夏美さんって可愛いんですねー!」
「年下に言われてもね。」

この二人も意気投合したようで、会話が楽しくなってきました。
夏美の愛読書はブラックジャック。


英治からミチルに電話が入る。
「今青山のバーにいるんだけど、これから来ない?
 チェーンのイタメシ屋なんか連れてってすみませんでしたね。
 お子ちゃまとか言われちゃ気が治まらないっていうか。」
「お子ちゃまなんて言ってないけど。」
「来てよー。今日はちゃんとした店だし。」
「そんなのそっちの都合でしょ。
 悪いけど私、これから野菜ラーメン食べに行くの。
 それじゃあね!」

お子ちゃまと言ったのは、みちるの電話を聞いてしまった
信介が、話を大きくしてしまったんですね。


電話を切った英治は、バーのカウンターに金田がいることに気づき
思わず名前を叫んでしまう。
「ボク、どこかで会ったっけ?」
「いえ・・・。」
金田は店員に、年上の女性には「さすがです」と「勉強になります」とだけ
言っておけば大体上手く行くと豪語。
それをしっかり覚えこむ英治。

その後夏美とみちるはラーメン屋に行くことになった。
夏美はみちるに、かつて結婚しようと思っていた相手がいたことを
話しながら、自分が恋愛から遠のいてしまった理由を考えあぐねる。
「私ね、一生医者としてやっていきたいって思ってるの。
 彼は、結婚したらすぐに子供が欲しいっていう人だったの。
 でもその時私、大きな論文に取り掛かっていたし、
 それが終わったら、民間の病院で臨床やりたいって思ってたし。
 子供を産んで、キャリアを中断している場合じゃないって
 感じだったのよ。
 そのことを彼に話したら、途端に雰囲気悪くなって・・・
 上手く話し合えなかったっていうか。」
「つまり夏美さんは、その時事故って一度車庫に入ったと。」
「うん。」
「どうしてそれ以来、入ったままなんですか?」
「え?」
「私なら、すぐ、発車オーライって感じると思うんですけど。」
「仕事が忙しいから。
 出会いがないから。
 いい男がいないから。
 うーん。どれもちょっと違うなー。
 あの時結婚してたら、どんな人生だったんだろうね・・・。」
ため息交じりの笑顔に、みちるはビールを奢ることに。

「ま、ポジティブシンキングですよ!」
帰り道、夏美をそう励ますみちる。
そんな中、二人は『一人焼肉』を楽しむ信介の姿を目撃!
あきれ返る夏美。

建築現場での仕事中、腕を怪我した信介はまたまた中川病院へ。

肉食っても運動すればいい、と柱にぶら下がっていた信介は、
落ちてしまったのでした!


信介に付き添って来た摩耶と、通りかかった夏美が顔を合わせることに。
夏美を見て信介に「こちら例の?」と尋ねると、
「桑野がお世話になりまして、ありがとうございました」と挨拶。
摩耶が慣れた様子で信介の胸ポケットから財布を取り出し、
会計に行く様子を見た夏美は
「ああいう人がいるなら、ちゃんと栄養バランスのいい食事を
 作ってもらって下さい。心配して損しました」と言い放つ。
意味の分からない信介。

一方摩耶にも、
「思ったよりきれいな人だった。あの人にお尻をねえ・・・」
と言われ、何も言えない。
磨耶は手を怪我した信介のために、食事を作りに行こうかと
申し出るが、
「他人が俺の部屋に入ると空気がよどむ気がするんで。」と断ってしまう。

英治がみちるの勤める車展示場に会いにきた。
「俺のこと、お子ちゃまだなんて言ってないんでしょう?」
「言ってない!」
「良かった!
 俺いきなりあの店とか連れてって、
 気分悪くしたかなとか余計な心配しちゃって。」
「気分は悪くしたよ。
 もちろん、若いからお金ないのはしょうがないし、
 けど、私にしてみれば、
 男の人と会ってすぐ、チェーンのレストランに連れて行かれたら、
 自分が安く見られているような気がするの。
 言っとくけど、私はね、あんな店が似合う女じゃないの。」
「さすがです!」
「っていうか、そういうことを言ってみたいお年頃?」
「勉強になります!」
「・・・真面目に聞いてんの!?」
「聞いてます。」
「私、失恋したばっかりだから、そういうとこナーバスなのよ。 
 油断すると、自分で自分の評価がどんどん落ちそうで。」

「あの人相手に、何語ってんだろう、私・・・。」
そう呟きながら仕事に戻るみちる。

この二人も上手く行きそうな感じですね。
金田から盗んだ年上女性へのセリフが効いたか!?
ファミレスでムッとするみちるはマイナスポイントだったけど、
正直に自分の気持ちを語る様子に高感度アップ!


「シングル同士で美味しいものでも食べましょうよ!」
みちるからの電話に、
「シングル同士、パーっとやりますか!」
夏美がそれに応じる。

英治に荷物持ちをさせてマンションに戻ってきた信介は、
廊下でみちると夏美と鉢合わせ。
「2人で食事作って食べようっていう話しになって・・・」
というみちるに、英治も仲間に入れてもらうことに。

1人、部屋に戻った信介だったが、思い通りに手が動かない。
仕方なく、食パンと崩れた目玉焼きを食べることに。

音楽を聴いていると母から電話がかかってきた。
テレビに映るアシカの親子が可愛いから見ろと言う。
テレビを付けたと嘘をつき、適当に話をあわせる信介。
「アシカもこうやって、夫婦むつましくやってるのよ。 
 あなたアシカに負けてるわよ!」
母にそう言われてしまい、ますます落ち込んでいく。

「栄養も大切だけど、食事は楽しくないとね。」
そう盛り上がる夏美たち。
「でも一人が楽しいっていう人もいますけどね。」
夏美は英治から、磨耶はただの仕事関係だと知らされる。
隣から聞こえるクラッシック音楽。
「また始まった・・・」
「あてつけだよ、あてつけ。」

信介の携帯に英治から連絡が入る。
「音楽うるさいんすけど。」
「そっちの笑い声がうるさいから。」
「こっち来ませんかーって、早坂さんが言ってるんですけど。」
「どうせついでだ。」
「ついでってことは・・・」
「ついでです!」夏美の声。

「恋に落ちる瞬間!意外性を感じたとき!
 印象の悪かった人が、実はこんなにいい人なんだって
 わかったときとか!」と夏美。
「あるある!
 最初からそこそこ印象いいより、その方が好きになるかも!」
みちるが同意する。
「そっか!じゃあ悪いからいいに変わった方が
 ポイント高いんですね!勉強になります!」
英治がメモを取るマネをするのを見つめるみちる。

信介も英治も可能性大アリですね!

なんとその場に、信介も合流していた。
だがみんなの会話に入っていけず、一人テーブルで食事中。
ケンにキューリを食べさせる。

夏美とみちるが栄養を考えて作った料理を、
「腹に入れば一緒だ!」と信介。
「俺に構わないで、勝手にご歓談すれば。
 ・・・お前その体制疲れないか?」
と犬に話しかける始末。

みちるが信介に、恋に落ちる瞬間を聞いてみる。
「・・・落ちない。」
「そんなことないでしょう!」
「落ちるんじゃなくて、上がるんだ、上に。」
「まあ、落ちるよりはいいかも。」と夏美。
「たまにマシなこと言うんですよね。」と英治。
「適当に言っただけだよ。」と信介。

「私も、そろそろ恋を見つけよう。
 そしたら、久しぶりに車庫から出れるかも。」と夏美。
「車庫って何ですか?」英治が聞く。
「夏美さんね、結婚しようと思ってたことがあるけど、
 仕事の為に諦めたの。
 それ以来、車に例えれば、車庫に入ったままみたいって。」とみちる。
「車庫から出ようと思ったら、
 いつでも出れるって話ですよね。」
英治の言葉に嬉しそうに笑う夏美。

「もうさび付いて動かなくなってるかもしれないぞ。」
信介の言葉に凍りつく一同。
「どういう意味ですか?」
「だって、四捨五入して40だろ?
 車に例えるとか言うからさ。」
「・・・四捨五入して40の女は、
 車に例えるとさび付いてるんですか!?」
必死に言葉を探す信介。出た言葉が、
「さび付いている方が、腐るよりマシだろ?」
「どうしてそんな酷いこと言うんですか?
 私はさび付いても腐ってもいません。
 私・・・帰ろうかな。」
ついに夏美は激怒して帰ってしまった。

英治に「謝った方がいいですよ」と言われ、玄関にいる夏美に
声を掛ける信介。
「あの・・・
 年より若く見えます。」
「・・・」
夏美は信介を睨みつけ、玄関を出ていった。

「追いかけて謝ってください。」
みちると英治、そしてケンにまで訴えられ、信介は夏美を追う。

夏美はいつものレンタルビテオ屋にいた。
「それつまんないですよ。」信介が声を掛ける。
「・・・つまんないんですか?」
「ええ。つまんないです。
 あの・・・
 俺はその、一般論を言ったっていうか、」
「自分は悪くないって?」
「悪いんでしょ。」
「悪いんでしょう!?」
「みんなが責めるから、つい・・・。」
「自分が悪いと思ってないんだ・・・。」
「いや・・・。」
「謝りに来たんじゃないんですか?」
「いや・・・ま・・・。」
夏美の怒った視線を浴びる信介。
「すいません。」
「もういいです。」
夏美は再びビデオを選び始める。
「これ、面白いです。」一本のDVD『BAD LUCK』を差し出す信介。
「・・・面白いですか?
 借りよっかな!」
夏美の笑顔に、信介はほっとするのだった。

借りてきたDVDを再生する夏美。
「・・・・・つまんない。」

その頃・・・。
「感動しているぞ、今頃!
 ザマミロだ!」
と、上機嫌な信介だった。

※あらすじは公式HPより引用させていただきました。


『一人焼肉』『一人高級レストラン』・・・
したことないなぁ。
ちょっと居心地が悪そう・・・。
そういうことが気にならない信介は、ある意味すごい!

食事って、すごく大切なことだと思うんですよね。
今日は登場人物それぞれの食事スタイルが描かれていて
とっても面白かった。

好物ばかりを器用に料理して食べる信介。
栄養を気にしながらも、一人でレストランに入れずに
野菜ラーメンを食べる夏美。
自炊するみちる。
最初のデートでファミレスに連れていく英治。
最初のデートでもファミレス大歓迎という、英治の恋人・沙織。

大切なのは、楽しく食事をすること。

でもその楽しさも、人それぞれ、感じ方が違うようで・・・。

価値観の違い。
二組のカップルは、寄り添っていくことが出来るんでしょうか。
そうなった時、どんな食事をするのかが、今からとても
楽しみです。

それにしても・・・。
「他人が俺の部屋に入ると空気がよどむ気がするんで。」
磨耶への言葉。
「もうさび付いて動かなくなってるかもしれないぞ。」
夏美への言葉。
そんなこと言わなければいいのに!!
ほんと、信介って不器用な人なんだなぁ。
でも、どこか憎めない。演じているのが阿部さんだからか!?(笑)

前回はステーキ。
今回は焼肉。
阿部さん、本当に美味しそうに召し上がっていますね。
見ている私も食べたくなってしまいます。(笑)

信介や夏美の表情の変化に、つい見とれてしまいます。

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